2021年10月14日(木)
青森県では、ホタテ貝の養殖業が非常に盛んです。
陸奥湾の環境(海水温や成分等)が、ホタテ貝を育てるのに、とても適していることが大きな理由でしょう。
ホタテ貝の養殖には2つの方法があります。
1つは、篭(かご)の中に複数のホタテ貝を入れ、育てるやり方です。
もう1つは、1つ1つのホタテ貝の貝殻に穴を開けて、テグスを使って吊り下げる方法です。
(後者は「耳吊り」と呼ばれるそうです。)
ホタテ貝の身になると、篭の中で育つ方が適度な運動もでき、過ごしやすいかもしれません。
青森県の養殖ホタテは、身がふっくらして柔らかく、とても美味しいと思います。
でも、養殖ホタテの水揚げが日本一だと言うことは、あまり知られなくて残念です。
実は、天然ホタテでは、北海道が断トツで1位だそうです。 そのせいで、北海道の特産物と言うイメージが強いのでしょう。
私は、青森県の百貨店で仕事をしている時に、青森漁連とコラボして、活ホタテ貝のオリジナルセットを作り、「お勧め品」として、全国的に拡販を図ったことがあります。 だから、青森の養殖ホタテ貝には、強い愛着があるのです。
これからも、個人的に、できるだけ青森のホタテを応援したいと思っています。
遠藤雅信
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