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「ナウマン象」で有名な、印西市(千葉県)の双子公園


2021年6月6日(日)

千葉県には印旛沼と言う大きな湖沼があり、その西側が印西市です。 印西市は、私が住んでいる佐倉市から見て、ちょうど北側に位置しています。

(言わば、お隣さんの市です。)

印旛沼の周囲には、まだまだ昔ながらの風景が残っています。

自然が豊かで、リラックスできるのが最大の特徴である素敵な地域です。

そんな印旛沼の畔(ほとり)には、双子公園という施設があります。 (千葉県道65号佐倉印西線沿いです。)

そして、この公園の名物が「ナウマン象」の像です。 (あまり知られてはいませんが、隠れた名所の1つです。)

大昔、日本がアジア大陸とつながっていた頃、本州には「ナウマン象」という動物(象の一種)が生息していました。 「ナウマン象」は、既に絶滅していて、今は存在しません。 しかし、1966年(昭和41年)のことですが、その化石が印旛沼で発見されたと記録に残っています。

おそらく、歴史的にも画期的な大発見だったのでしょう。 それを記念して、「ナウマン象」を再現した像が、ここ(双子公園)に建てられました。

「ナウマン象」の像は、親子の2体あります。

タイやアフリカの象に較べると、やや小ぶりなサイズ感です。

でも、鼻の形から見ても、「象」であることは間違いありません。 全体の形(特に背中の曲線)は、とても可愛らしく愛嬌があります。 できれば、野生の「ナウマン象」に会ってみたかったです。

(でも、実際に遭遇したら、怖くて逃げると思いますが。)

絶滅してしまったのは、本当に残念です。

もしかしたら、人類が誕生し、彼らが文明を手に入れ、周囲の自然を破壊していったことで、ナウマン象にとって住みづらい環境に変えてしまったのかもしれません。

「種の起源」と言う本(論文)がありますが、環境に適合できた生き物だけが繁栄していくことは、ある意味、自然界の節理なのでしょう。

確かに、人間はこれまで、自然を破壊しながら繁栄を続けてきました。

そろそろ、持続型の社会を作ることを目指し、開発や資源の無駄遣い等について、抜本的に見直す時期に来ているとも言えます。

(「宇宙船地球号」と言う、優れたコピーもあります。)

そんなことを考えさせるのが、双子公園でした。

双子公園と言えば、ここにバンクシーの描いた絵(落書き)があると言うことで、一時、話題になったことがあります。

もし本当だったら、それはそれで、とても興味深いと思います。    遠藤雅信

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